8/14 その2

目を閉じても見えるくらいもう何度も見上げた天井
膝を抱えうつろう日々は予告もなく打ち切られた

急に窓が開いて光が差したみたいに
白い手が伸びてきて僕を外に連れ出した

もつれ合うように二人引っ張り合って走った
まだ眠ってる街を起こさないようにしながら
いつの間にかつないだ手に気づいたのは
僕だけなの? 君はどうなの?


当たり前のことが不安になる
明けない夜 君のいない日々・・


急に窓が開いて光が差したみたいに
白い手が伸びてきて 白いワンピースが揺れて
誰かの声が聞こえて ヒマワリが大きく揺れて
飛び込んだ白い鳥を僕は外に連れ出した


もつれ合うように二人砂の上を走った
まだ眠ってる海を起こさないようにしながら
いつのまにか触れた肩に気づいたのは
僕だけなの? 君はどうなの?


ああ 海が太陽を空へ返す
僕は君を胸にしまう
すべるように僕らの上を雲の影が逃げてゆく

8/14 その1

夕暮れのひとごみをすりぬけて
もしかしたら会えるかも知れない
二人でよく行ったあの丘で
見つけたのは思い出にすがる女、私一人

痛いと感じてから傷があるのに気づいた
今の私の願いを叶えられる人は誰もいない

いつでも戻れるように 何も捨てなかった
いつでも戻れるように 誰にも話さなかった


こんな気持ちの時に一番会いたい人が
今の私をこんな気持ちにさせた人だなんて

いつでも戻れるように 何も捨てなかった
いつでも戻れるように 誰にも話さなかった

あなたはどこにいるの 私を探さないの?
私を照らす薄い夕日も諦めかけてる
あぁ 誰かが泣いている

それでも渡り鳥がこの手に戻るなら
傷より深いキズナで私が受け止める だから
いつでも戻れるように 何も捨てなかった
いつでも戻れるように 誰にも話さなかった
明日が続く限り 夕暮れの丘で
いつでも戻れるように いつでも戻れるように


飛べねぇ豚は、ただの豚だ

紅の豚って、みなさんご存知でしょうか

ジブリのアニメなんですけど。

あたしのなかのジブリランキングは
1ラピュタ
2ナウシカ
3紅の豚

の三強です。2と3はほんとに僅差。

でも主題歌は、「キミをのせて」と「時には昔の話を」と「風のとおりみち」がスキです。
ナウシカのランララいうのも好きだけど。

んで、

「時には昔の話を」という曲の話なんですが

すごい好きなんだけど

何で好きなのって、今までずっとすぐにこたえられんかった

んで

ずっと考えてた

まずあの映画の中のみんなの生き方に、あたしはすごく憧れています

まともな教育も受けてないけど、

そのひぐらしの毎日だけど、でも、笑っている

生きるっていうのは

将来を見据えて備えることなのか

「今」をどう在ることなのか

どちらも正しいと思う。ていうか、そこに間違いなんて無いと思う。

わたしはどちらかというと後者よりで、

悪く言うとあとのことなんか考えてないっていう・・ww

だけど、

私と違って、

映画の中の彼らは

『今』をどう在るかに全力で、真剣に向き合って

本当は不安で一杯なんだと思う

あたしは、「不安」が人を生かしてると思っているから

不安なときが一番生きてる感じがするから

そんななかをたくましく生きていく人たちが羨ましくて

その生き方に憧れている(本当はそんなものじゃないと思うけど)

そしてこの

時には昔の話を という曲は、

あたしの憧れる世界が、目に浮かぶんだ

「自分は確かに生きていた」っていう、みんなで苦楽をともにして、生きることに必死だったころを、体中で時を感じたことを、身体に刻まれたその時間を、優しい目で振り返る

思い出したくないことも、みなで懐かしめるときがくる

私って、本当に生きているんだろうか

ただ息をして、地球の年齢を数える目安になってるだけなんじゃないか。

誰かが生きていたことの、多くの証人の一人でしかないのではないか

映画で言う、エンドロールの名前にも載らない配役なのだろうか


いつもの事ながら

なんだか上手くいえないけれど

そんな感じで、好きなんです。






時には昔の話を
                 加藤登紀子

時には昔の話をしようか
通いなれたなじみのあの店
マロニエの並木が 窓辺に見えてた
コーヒーを一杯で一日

見えない明日をむやみに探して
誰もが希望をたくした
揺れていた時代の熱い風に吹かれて
体中で時を感じた              そうだね


道端で眠ったこともあったね
どこにも行けないみんなで
お金は無くてもなんとか生きてた
貧しさが明日を運んだ

小さな下宿屋に幾人も押しかけ
朝まで騒いで眠った
嵐のように毎日が燃えていた
息が切れるまで走った          そうだね



一枚残った写真をごらんよ
ひげ面の男はキミだね
どこにいるのかいまではわからない
友達も幾人かいるけど

あの日のすべてがむなしいものだと
それは誰にも言えない
今でも同じように見果てぬ夢を描いて
走り続けているよね       
                       どこかで・・
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